「尾骨と肛門の辺りが痛いって会社の仲間と話していたら、それは痔だよ、肛門科行って来たらって笑われた、さすがに私でも肛門科は恥ずかしいし・・・」
肩こり改善と、健康のために定期的に通われているＩさん
「そういえば、Ｉさんスノーボードやゴルフしますよね」
「はい、ゴルフは良く行きます。スノボはここ数年はあんまり行ってないかな」
「スノボしてた頃は転倒して尻もちついた事ありましたか？」
「始めたころは良く転んでました。あっ今年の冬ツルツル路面の時、思い切り滑って転んで、尻もちつきました」
「分かりました、転んだ時尾骨を打って歪んでるかもしれませんね、それとゴルフをする人は、体が捻じれて方が多いので、その辺りをチェックしていきましょう」
「へぇ～ じゃあ痔じゃないかも」
早速、尾骨をチェックすると、尾骨全体が前側へ食い込んでいて、さらに捻じれて上方へずれています。
先ず、尾骨の捻じれと上方へのずれを左右別々に調整、その後前方に食い込んでいるのを、うつ伏せで両側に当てものして尾骨を盛り上げるように後ろ側に戻します。
さらに、尾骨とバランスを取っている、肋骨６番と９番を調整。
「はい、起き上がってベッドの上に座ってみて下さい、痛みはどうですか？」
「あ～、尾骨痛くないです え～不思議！」
「尾骨が歪んでいると、痔になるリスクは高いかもしれませんね」
「じゃあほっといたら、肛門科だったんですね」
「肛門の辺りの痛みも様子みて下さいね」
「はい、今は全然痛くないです。会社の仲間に肛門科行かなくても、尾骨の調整でＯＫだったって言いま～す（笑）」
２週間後の来院予定の日、Ｉさんから電話があり。
「先生こんにちは、今日、仕事が遅くなりそうなので予約変更してもらえますか？」
予約変更のやり取りの後。
「先生、そういえば、尾骨も肛門の辺りも全然痛くありません。肛門科行かなくて良くなったので、すごく嬉しいです。ありがとうございます」
肛門科で痔の治療をされた経験のある方は、尾骨が歪んでる事がけっこう多いので、尾骨の歪みと痔は関連があるようですね。
北海道小樽市 HSTI坂の街整体院 渡辺則嘉
