めまい、不眠症、首、肩こりの症状をお持ちで友人に紹介されて来所されたAさん40代女性(豊見城市)。 この方のめまいの改善による症例改善ブログです。
以前は発作性頭位めまい症というサッカーなでしこジャパン澤選手と同じような病気と診断され、急激に回転性の激しいめまいが する症状に悩まされていたそうです。その症状は病院のお医者様から指導された耳の中の耳石をコントロールする体操のような方法で改善していたそうです。
しかし、車の運転中にフワっとするようなめまいの症状が残っており、日常生活に不安を抱えていたそうです。並びに不眠症や肩こり、首の痛みでもお困りでした。
めまいがあるという事から平衡感覚を司る三半規管に不具合が出ていると考え、耳を中心とした頭部、すなわち側頭部に歪みがあると予想されます。
Aさんに直接頭をぶつけた記憶を辿って頂くと、
○小学校低学年の時に、手足を縛られた状態を転落、しかも頭から落ちたそうです。
○中3の時に体育館で遊んでいた際、転倒し床に後頭部を強打し救急車で運ばれたという事をおもいだしてくださいました。
そして、2003年に自動車同士での追突事故の経験もされています。
これだけ体に大きな衝撃を受けておられるので、頭部に歪みが出来たことは容易に推測できます。
不眠症や肩こりを引き起こす頸椎や胸椎の歪みもこの出来事の中で頭部とバランスをとりながら生じていると考えます。
このような流れから歪み(原因)がいつできたのかを可能な限り特定し、(結果)として出ている症状に関連する歪みを
調整していく、これは歪みをなくす事で症状を改善させていくというHSTI骨格調整法が原因療法であるための重要な考え方です。
施術の方は5回の間に、側頭骨、お顔の骨、頸椎、胸椎と施術を進めていき、6回目に来所して頂いた時には、「めまいはもう無いですよ、この2週間なかったのよ、頭の施術をした時にいい感じがしたんです。
骨が動いた気がしたの。あれからは運転中もめまいがない。ほんとに怖かったけど、今は大丈夫」という嬉しいコメントを頂きました。
多くの方がめまいや頭痛の改善に5回くらいは施術が必要とするというのが、日々の実感です。
不眠症の方は少し改善しているそうですが、まだ睡眠導入剤を手放すほどではないそうですので、施術の進めていき、また改めてご報告させて頂きたいとおもいます。