五十肩と左膝の違和感に悩んでいた50代男性のTさん(埼玉県川越市在住)。当施術所にて肩こりと右手のしびれが改善された奥様のご紹介でお越しになりました。
骨格の歪みを拝見すると2-6-9-12ラインという肩関節と関係の深い場所の歪みが大きく目立っています。そして右肩が内側に入り込み内側にねじれていました。
打撲歴を伺っても「ケガ?特にないですねぇ。」とおっしゃるTさんでしたが、スキーをされていたそうなので少なからず転んだ事もあるはずです。
2-6-9-12ラインの中でも頭部の2番にキツい症状を出す歪みが残るので、そこから調整をスタート。1回80分の調整を4月に1回・6月に2回・7月に1回受けてくださいました。
通常はもう少し間隔をつめて施術を受ける事をお勧めしているのですが、お仕事もお忙しいTさん、間隔は空きつつもコンスタントに通ってくださいました。
Tさんの場合、調整の大きなポイントは入り込んだ肩を外に出すように戻してあげる事。
五十肩で腕が上がらない、とおっしゃる方はやはり肩自体を打ったことで上腕骨頭(腕の付け根の部分)が内側に入り込んでしまっている方が多いのです。
上腕骨頭をひっぱりだしてあげると「これ、気持ちいいですね。肩が楽になって行くのがわかります。」とTさん。
全身の身体のバランスが整うように調整しながら、肩を引っ張りだしつつ腕の捻れもとる調整をした所、左膝の違和感も7月来所時には解消されており、8月にお越しいただいた時には五十肩も改善されていらっしゃいました。
「おかげさまで右肩が上がるようになりましたよ!前は何だか肩関節が詰まっている感じがして、ゴリゴリと変な音がしたんだけど、今はスムーズに上がるようになりました。違和感も痛みもなくなりました。」
施術者にとってこんなに嬉しい瞬間はありません。Tさん、施術をさせてくださりありがとうございました。今後はメンテナンス的な施術でいい状態をキープして行きましょうね。
埼玉県川越市 HSTI・AZU骨格調整所 番場あずさ