20代女性のAさん(埼玉県朝霞市在住)は顎関節症でお悩みでした。「口が開きづらく硬いものを食べていると激痛が走るんです。半分ずれてるのか顎が動かなくなってしまって...。」
Aさんの辛い顎関節症を引き起こしている原因は何なのか。立位・座位・伏臥位...と骨の歪み方の変化を確認しながら最初の調整ポイントを探します。すると側頭骨が左右で互い違いに回転してしまっていることが顎関節症の引き金になっていることがわかりました。
HSTI骨格調整法の考えでは側頭骨と顎はとても関係が深い場所。そして4番、7番、11番の骨もバランスをとり合うために連動して歪みます。
Aさんの場合は側頭骨から調整を始めて腰椎4番、肋骨7番、骨盤...と整えていきました。このように痛い所だけでなく全身の骨のバランスを整えていくのもHSTI骨格調整法の大きな特徴です。
初回後、「すぐに口を開けるのが楽になったけれど、翌朝あくびをしたところ激痛があった」というご報告。2回目は顎の調整、そして2番ラインも調整しました。ご本人に「顎が楽になった!」と効果を感じていただけたのは足根骨の調整でした。足根骨も顎と連動する場所なのです。
3回目は股関節、肋骨、頭蓋骨と整えましたところ、この後からは「大きな口を開けてあくびができるようになった」そうです。思いのほか早く楽になっていただけて私も嬉しかったです。
埼玉県川越市 HSTI・AZU骨格調整所 番場あずさ