右肩から右手先にかけて手のしびれ。歯磨きも字を書くのも痛いです。

「1ヶ月前から首筋に痛みが出て、今は右肩から右手先にかけて手のしびれがあります。歯磨きも字を書くのも痛いです。」というTさん(埼玉県志木市在住、40代女性)。AZUのお客様のご紹介でご来所されました。


「今までの人生で1回も痛みとか感じた事なかったんです。肩こりとかも今までまったく無くて。ずっとそれが自慢でした。」とおっしゃるTさんですが、パッとと拝見しただけでも全身のバランスが崩れている状態。肩や骨盤の高さが大きく違い、頭蓋骨の歪みから目や眉毛の高さも左右でずれていました。

Tさんの骨格の状態からすると本当は長いこと身体は悲鳴をあげていたはずですが、歪みが大きすぎて痛みに麻痺してしまっている状態とお見受けしました。痛みや症状は辛くて嫌なものですが危険を知らせるための身体からの大切なSOS。なのでそれに気づけないのは決して良い状態とは言えないのです。

Tさんにも状況を説明し「手のしびれの改善を目指すとともに正常に痛みや異常を感じられる身体になっていきましょう。」とお伝えして施術を進めていきました。


施術中は「とっても気持ちがいいです。身体があるべき本来の場所に帰っていく感じ。」と夢見心地のTさんでしたが、骨格の歪みが整うにつれて正常に痛みや異常を感じられる身体を取り戻し辛い痛みに耐えなければいけない日も続きました。

「4日前くらいから仰向けでは寝れなくなり、右肩から手が痛くてその位置では横になれず...かろうじて左向きでしか横になれなくなりました。今日は、コーヒーカップももてません。毎日痛みを我慢しています。」というSOSメールがきたこともあります。「Tさん、今は辛いと思うけれど骨格は徐々に整いつつあります。ある程度整った状態で安定してくれば症状も落ち着くはず!」と励ましながらの調整となりました。


「骨格調整は衝撃の連続」とおっしゃるTさん。
「痛みが出るのは骨が歪んでるからなんですか?」「頭の骨がずれるなんて考えもしなかった。そしてそれを戻せるなんてびっくりです。よくぞココを押してくれた、よくそこに気づいてくれたね...って感じです。」「私いままで自分の骨のことなんて考えた事もなかった。ずっと骨をないがしろにして生きてきた気がします。」...等の数々の言葉は私にも印象が残るものとなりました。


骨格が整うにつれ辛い痛みは徐々におさまり8回目来所時には「痛みは全然ありません。しびれもたまにちょっと出るけれど気にしなければ気にならないです。ずっと痛かったので、痛まないことが感謝です。」と嬉しいご報告を聞く事ができました。

その後も大きな痛みもでることなく過ごせるようになったTさんですが、骨格を正しい状態に安定させるにはまだ数回かかりそうです。あと少しご一緒にがんばりましょうね。




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