肩の高さや幅が左右で違う方は、過去に自転車で横に転倒していたりスポーツ中に横に倒れたことがあるという方が圧倒的に多いです。肩や股関節を強く打ったことで関節の可動域もせまくなり不具合を起こしています。
Nさんにお話を伺うとジョギング中に転倒し左膝を切っているという打撲歴がありましたので、Nさんもやはり左の肩関節と股関節が入り込んでしまっているのだろうと見当をつけました。
入り込んでしまったものは出してあげないと窮屈なまま。その状態でいくら高さを揃えようと調整しても整うことはありません。
初回は肩と股関節をメインに首と頭の骨も調整を進めました。自分でできる調整法や生活の中で気をつけた方が良いこともお伝えしお家でも実践していただいたところ、2回目来所時には「左足が長くなった感じです。右肩から右腕の痛みもだいぶ改善しました。腰回りもスッキリしてスカートがゆるくなりびっくりしました!」と笑顔で報告してくださいました。
皆さんによく勘違いされるので一つ補足しておくと...
Nさんが症状を訴えていたのは右の肩と腕でしたが、調整の際には左の肩と腕をメインに調整しています。要は「左右のバランスの崩れ=歪み」が症状を引き起こすので、痛い方を調整すれば良くなると言う訳でもないのです。
痛みや症状を出すことになった原因箇所を見極めたうえで、全身をシンメトリーな状態に近づけてあげるべく歪みを整えることが重要となります。
そ してNさんのもう一つの大きな打撲歴は小さい頃にブールサイドで滑って後頭骨を強打したこと。その影響で頭蓋骨も複雑に歪んでいましたので、こちらも正し い位置に戻すようにコツコツと整えていくと、お顔がシンメトリーに近づいてどんどんキレイになりお肌もツヤツヤになっていきました。
何よりもびっくりされていたのが、5回目ご来所時にNさんがご報告くださった「ずっと狭くて気にしていたおでこが広くなった!私にもおでこができました!(笑)」という事実でした。
お顔のゆがみや見た目のバランスが悪いのも実は骨格の歪みの仕業。骨格の歪みを整えていけば年齢性別問わず、皆さんキレイになられるのが当然なのですが、骨格調整初体験のNさんにとっては相当な驚きだったようです。
「日経サイエンス」2009年12月号に大変興味深い記事が載っています。
対談「茂木健一郎と愉しむ科学のクリオア」
ゲスト 東京芸術大学大学院 美術解剖学 宮永美知代
「骨からみる人体の美しさ」
美大卒業後に医学博士も取得されている宮永美知代さんが「美しい顔とは、その背後にある骨格が整っていること」と指摘されていらっしゃいます。
HSTI骨格調整ととてもリンクする所が大きいのでご紹介させていただきます。
埼玉県川越市 HSTI・AZU骨格調整所 番場あずさ
メール hsti.azu@gmail.com