パソコン2台使いに注意!腰痛の原因は仕事中の体勢にありました。

「腰痛というのか腰まわりに違和感があるんです。最近、会社の椅子が変わって、それからなんですよね。」というのは常連のお客様Sさん(仙台市在住30代男性)。

元々は斜頭を気にされてのご来所でしたが、すっかりと頭の形も綺麗になり、身体の調子も良いとのことで、仙台に転勤された今もメンテナンスのためにわざわざ川越まで通ってくださっているSさんが痛みなどの症状を訴えられたのは久しぶりのことでした。

「以前の椅子よりも柔らかく腰が沈むので、それが原因なのかなと思ってます。」とSさん。

骨格の歪みを確認すると、確かに尾てい骨や骨盤など腰回りに歪みがあります。腰をはじめ、全身の骨格を調整をしてこの日は終了。「楽になりました!」と帰られたのですが、6月にご来所された時に伺うと「1週間くらいは調子良かったものの、その後また痛みが出てきてしまいました。」とのことでした。

今回も腰回りに歪みがありましたが、前回も今回も高さの歪みだけでなく腰回りが左前方右後方にねじれているのが気になりました。


デスクワークの方に意外と多いのが、パソコンを2台使われていて身体を捻って作業をされる方。その体勢が思わぬうちに身体の負担となり痛みを発症する方も多いのです。

「もしかしたらSさんも?」と思い、「前回も今回も、こんな風に身体が歪んでいます。こんな風に身体を捻るように作業していませんか?」と身振り手振りも交えながら伺ってみると「あ!やってます!確かに右に身体を捻るようにパソコン触ってます!」と。

しかもそれはちょうど椅子が変わったのと同じタイミングの頃からだそう。伺うとパソコンの位置は調整できるとのことだったので、「多分それも腰痛の原因の一つになっていると思うので、身体を捻らずに仕事できるよう環境を整えてみてくださいね。」とお伝えした上で、骨格調整をしてお帰りいただきました。


「その後、パソコンの位置を変えたらすっかり調子がよくなりました。腰回りの違和感や痛みも出ることはありません。」とのご報告。私もホッと安心いたしました。



当院では痛みや症状の原因をはっきりとさせることに重きをおいています。どこに骨格の歪みがあるのか?その骨格の歪みを作ることになった原因は何なのか?

その原因がご自身の生活の中で作っているものであるならば、それに気づかないと堂々巡りになってしまいますよね。


今回のSさんの腰痛の原因は椅子ではなく、お仕事される時の体勢でした。
このように意外なことが痛みや症状の原因となっていることはとても多いです。みなさんもご自分の身体の使い方に目を向けてみてくださいね。



埼玉県川越市 HSTI・AZU骨格調整所 番場あずさ

メール hsti.azu@gmail.com

HSTI症例カテゴリ