動悸 息切れ(原因、治し方)　HSTI症例記事一覧

動悸 息切れ(原因、治し方)とは

【動悸の原因】
心臓が原因で起きる動悸には、不整脈・心臓弁膜症・先天性心疾患などがあり、心臓以外の原因で起きる動悸には、貧血、発熱、甲状腺機能亢進症、慢性肺疾患、気管支喘息、精神的要因、更年期障害、月経前緊張症、月経困難症などがあります。

また特に疾患がなくても、過度の喫煙、アルコールやコーヒーなどの飲み過ぎ、暴飲暴食、薬剤の過剰な摂取や副作用、不安や緊張、興奮、羞恥などの精神的な刺激、猛烈な暑さや寒さ、気圧の変化などの気象条件、過度のストレス、睡眠不足、過労、肥満などによっても動悸はおこります。

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【動悸の症状】
動悸による症状のうち、弁膜症、冠動脈疾患、肺性心などの心臓病や、ビタミンＢ１欠乏症、ショック、結核などが原因の場合、脈の乱れが突然に激しく起こったり、息切れや呼吸困難、胸の痛みをともないます。また、一日のうちに頻繁に脈の乱れが起こります。

神経症の場合、不安感と一緒に動悸や息苦しさ、手足のしびれなどがあります。

低血糖による場合、動悸のほかに手足の震え、冷や汗があり、空腹感やイライラ感が募って感覚が鈍ってきます。病状が進行すると、異常行動、錯乱、痙攣発作に続いて意識を消失し死に至ることもあります。

貧血は鉄分不足が原因で、ヘモグロビンが減少し、血液中の濃度が薄くなった状態で、動悸の他に倦怠感、立ちくらみ、めまい、耳鳴り、頭痛、冷えなどの症状が起こります。

更年期障害の場合は、動悸のほかに疲れ、だるさ、肩こり、のぼせやほてり、イライラや不安感、めまい、耳鳴りなどが起こることもあります。

【動悸の治し方】
それこそ動悸というと、救心を思い浮かべる方も多いと思いますが、救心は循環器系のバランスを整える薬です。そのため、気になる場合にはまず循環器内科に行って検査等するのがいいでしょう。